マサ斎藤(本名:斎藤昌典)は、昭和40(1965)年4月に日本プロレスに入門し、同年6月3日に高崎山幹之(北沢幹之、高崎山猿吉、高崎山三吉、新海弘勝、魁勝司)戦でデビューを果たしました。
翌昭和41(1966)年には日本プロレスを退団し、東京プロレスの旗揚げに参戦。しかし、その翌年1月に行われた東京プロレスと国際プロレスの合同興行を終えたのちにフリーランスへ転向し、昭和42(1967)年からはアメリカへと主戦場を移しました。
斎藤が帰国したのは、昭和47(1972)年の第14回ワールド大リーグ戦と、それに続く第8回ゴールデン・シリーズ(第1次)の時期でした。その後一度アメリカへ戻るものの、同年11月〜12月に開催されたインターナショナル選手権シリーズで再び日本のリングに上がります。さらに年が明けた新春チャンピオンシリーズにも参戦しました。しかし、この一連の帰国時には、アントニオ猪木はすでに新日本プロレスを旗揚げしていたため、両者が接触することはありませんでした。
斎藤が新日本プロレスのリングに初めて登場したのは、昭和49(1974)年の第1回ワールドリーグ戦でのことです。それ以来、猪木とは時に手を組み、時に激しく敵対しながら、数々の名勝負を繰り広げていきました。シングルマッチでは、伝説の巌流島の戦いも含めて両者の戦いは11戦行われましたが、結果は猪木の11戦全勝(うち1勝は反則勝ち)となっています。
[昭和49(1974)年]
第1回ワールド・リーグ戦
昭和49(1974)年4月23日(火曜日)、鳥取県鳥取市/鳥取市立体育館
□ワールドリーグ決勝リーグ戦/ノンタイトル(30分1本勝負)
アントニオ猪木(17分46秒、体固め)マサ斎藤
※A猪木はNWF認定世界ヘビー級王者。
[昭和50(1975)年]
第2回ワールド・リーグ戦
昭和50(1975)年4月18日(金曜日)、東京都福生市/福生市民体育館
□ワールドリーグ公式戦(30分1本勝負)
アントニオ猪木(14分13秒、弓矢固め)マサ斎藤
[昭和53(1978)年]
プレ日本選手権
昭和53(1978)年12月12日(火曜日)、宮城県仙台市/仙台市レジャーセンター
□プレ日本選手権決勝トーナメント準決勝戦/ノンタイトル(45分1本勝負)
アントニオ猪木(12分16秒、体固め)マサ斎藤
※A猪木が決勝戦進出を決め、M斎藤は三位決定戦に進むことになる。猪木はNWF認定ヘビー級王者。
[昭和54(1979)年]
第2回MSGシリーズ
昭和54(1979)年5月16日(水曜日)、兵庫県姫路市/姫路市厚生会館
□MSGシリーズ決勝リーグ戦/ノンタイトル(45分1本勝負)
アントニオ猪木(6分19秒、体固め)マサ斎藤
※A猪木はNWF認定ヘビー級&WWF認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。
[昭和58(1983)年]
ビッグ・ファイト・シリーズ第2弾
昭和58(1983)年4月21日(木曜日)、東京都台東区/蔵前国技館
□シングルマッチ/ノンタイトル(60分1本勝負)
アントニオ猪木(12分29秒、卍固め)マサ斎藤
※A猪木はWWF認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。
[昭和59(1984)年]
’84IWGP
昭和59(1984)年5月27日(日曜日)、東京都文京区/後楽園ホール
□IWGP公式リーグ戦/ノンタイトル(60分1本勝負)
アントニオ猪木(11分28秒、前方回転エビ固め)マサ斎藤
※A猪木はWWF認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。
[昭和62(1987)年]
INOKI闘魂LIVEパート2
昭和62(1987)年3月26日(木曜日)、大阪府大阪市/大阪城国際文化スポーツホール
□シングルマッチ/ノンタイトル(時間無制限1本勝負)、レフェリー:ミスター高橋
アントニオ猪木(25分34秒、反則勝ち)マサ斎藤
※A猪木は新日本プロレス認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。
ブレイジング・チェリーブロッサム・ビガロ’87
昭和62(1987)年4月27日(月曜日)、東京都墨田区/両国国技館
□シングルマッチ/ノンタイトル(時間無制限1本勝負)
アントニオ猪木(26分2秒、テクニカルノックアウト)マサ斎藤
※A猪木は新日本プロレス認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。
’87IWGPチャンピオン・シリーズ
昭和62(1987)年6月12日(金曜日)、東京都墨田区/両国国技館
□IWGPヘビー級王座決定戦(時間無制限1本勝負)
アントニオ猪木(14分53秒、体固め)マサ斎藤
※A猪木が初代王者になる。猪木は新日本プロレス認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。
巌流島の戦い
昭和62(1987)年10月4日(日曜日)、山口県下関市/船島(巌流島)
□特別試合/ノンタイトル(時間無制限1本勝負)、立会人:坂口征二、山本小鉄
アントニオ猪木(2時間5分14秒、テクニカルノックアウト)マサ斎藤
※A猪木はIWGPヘビー級&新日本プロレス認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。
[昭和63(1988)年]
’88サマーファイト・シリーズ
昭和63(1988)年7月27日(水曜日)、秋田県秋田市/秋田県立体育館
□IWGPヘビー級王座挑戦者決定リーグ戦/ノンタイトル(45分1本勝負)
アントニオ猪木(9分3秒、逆さ押さえ込み)マサ斎藤
※A猪木は新日本プロレス認定世界マーシャルアーツヘビー級王者。